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【ウェビナー(終了)】 2020年の米国M&Aを成功に導くには(アメリカ - Horizon2020ウェビナーシリーズ)
グローバルなM&A取引は、地政学的な不確実性や規制当局からの監視による影響により、ピークの2018年より価格・件数ともに減少しているものの、2019年も活発だったと言えます。2020年およびその先のM&A動向については、マクロ経済の不確実性が続き、より厳しい国家安全および独占禁止法の執行体制が大きな壁となることが予想されますが、ディールメーカーにとってのビジネスチャンスも期待できます。こうした状況下であっても、ビジネスを強化し競争力を保つため、企業によるM&Aの活用は継続する見込みです。本ウェビナーでは、以下のトピックを含め、こうした動向が米国における取引を検討する日本企業に及ぼす影響について考察します。
- FIRRMA(外国投資リスク審査現代化法)成立後のCFIUSの重要な変更点
- 日本企業への影響
- CFIUSの審査に通過するための戦略
- CFIUSおよびその他の規制上の不確実性がクロスボーダーM&Aに及ぼす影響
- 米国の公開会社のM&Aにおける最新の動向と進展
このウェビナーのスピーカーには、米国オフィスのパートナーでそれぞれの分野で高く評価されているEthan KlingsbergとAimen Mirが参加します。Ethan Klingsbergは、昨年10月に弊事務所に入所した米国M&A分野におけるトップローヤーです。彼の入所により、弊事務所は米国においてトップレベルのM&Aチームを擁することになり、弊事務所のグローバルM&Aプラクティスがさらに強化されることとなります。Ethanは、話題となった多くの米国M&A案件を導いてきた手腕により、取締役会や投資銀行、経営者から頼りになるアドバイザーとして高く評価されています。彼の豊富な専門知識は産業界からも高く評価されており、BTI Client Service All-StarやMost Valuable Practitionerなどの外部の評価機関からM&A部門の賞を多数受賞しています。
Aimen Mirは2019年に弊事務所の競争法部門のパートナーに就任しました。入所前は米財務省に勤め、国家保全の観点から投資審査を実施する管理局の副次官補として、対米外国投資委員会(CFIUS)の議長を務めていました。それらの経験から、CFIUS審査に関する知識の深さ・経験値は、米国法曹界の中でもトップクラスと評価されています。CFIUSの議長として、総額1.3兆ドルにおよぶ1,000件以上の投資案件について、100件以上の国家安全リスクを緩和する合意を締結した他、過去25年で大統領禁止令が出された4件の事案に関する行政執行を取りまとめました。また、カナダ、英国、仏、独、日本、欧州委員会など、米国にとって重要なパートナー国に対して国家保全審査政策の画策、拡大、施行の助言・折衝を担当していました。
スピーカー
- Ethan Klingsberg (ニューヨークオフィス パートナー)
- Aimen Mir (ワシントンオフィス パートナー 元CFIUS議長)
- Paul Humphreys (ニューヨークオフィス パートナー)
- Zheng (Jonathan) Zhou (ニューヨークオフィス カウンセル)
- 中尾 雄史(モデレーター) (東京オフィス マネージングパートナー 日本プラクティス代表)
言語:英語・日本語
日時: 2020年3月26日(木) 12:00-13:00(日本時間)
お問い合わせ
フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所(外国法共同事業)
T 03 3584 8500 (代表)
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