レポート
M&Aモニター 2022年第1四半期
今回のモニターでは、弊事務所が開催したM&Aフォーラムに関するスペシャル・レポートをお届けします。このフォーラムでは、弊事務所の欧州・米国のパートナーらがベテランのディールメーカーを交えて、「米国のディールについて欧州のバイヤーが知っておくべきこと」というトピックについて議論や意見交換を行いました。本フォーラムで議論された重要なポイントは、以下のとおりです。
- デラウェア州法に基づく取締役の重要な義務とそれがディールのプロセスにもたらす影響
- 米国のM&Aにおいて独占交渉権を手に入れることは可能か
- アクティビストやその他の機関投資家株主の役割の把握
- 米国の知的財産関連契約に潜む落とし穴
- 人材(経営陣や従業員)の流出を防止するための方法
- CFIUS(対米外国投資委員会)関連リスクをナビゲートする際に直面する課題
- 米国の反トラスト法をめぐる状況の変化
- 増大する規制リスクの影響を最小限に抑えるために取引契約等に加えられる調整
- 従業員株式報酬及び株主の承認に関する問題
- 米国における取引保護条項の進化
また、今回のM&Aモニターでは、アジアにおけるSPACの展開についても考察しています。