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ボッシュへの数十億ドル規模の空調事業の売却および日本における資産の買収について、日立にアドバイスを提供
フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー(以下「フレッシュフィールズ」といいます。)は、日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下「日立」といいます。)に対し、Johnson Controls International plc(以下「JCI」といいます。)との合弁会社であるJohnson Controls-Hitachi Air Conditioning Holding (UK) Ltd.(以下「JCH」といいます。)について、日立が保有する40%の株式をRobert Bosch GmbH(以下「ボッシュ」といいます。)に売却する取引について、アドバイスを提供しました。
JCHのダクトレス型HVAC(空調システム)事業の評価額は約35億米ドルであり、ボッシュは、日立が保有するJCHの株式40%を取得するにあたり、約14億米ドルを支払う予定です。同時に、日立はJCHの日本国内事業の主要部分を取得します。
上記の取引は、JCIのダクト型HVAC事業のボッシュへの売却(追加で約45億ドル)と並行して同時に行われます。これらの3件の取引は、相互に密接に関連し合う複雑な取引であり、ストラクチャリングや取引に関する重要な課題に対応するとともに、クロージング後のライセンス供与や商業上の取り決めについても綿密な交渉を必要としました。
フレッシュフィールズは、グローバルおよび日本における取引の両方において日立にアドバイスを提供し、日立とフレッシュフィールズの日米チームが緊密に連携することにより、一連の高度な戦略的取引をとりまとめました。