Ken Sakurabayashi

概要 Ken Sakurabayashi

櫻林 賢

東京オフィスのカウンセル。紛争解決グループに所属。

当事務所に入所する前は、米国司法省（DOJ）の連邦検察官を務めた。DOJでは、リード検察官として、談合、司法妨害、詐欺等の刑事調査を主に担当していた。複雑な国際調査において米国司法省を代表する検察官として活躍し、調達共謀対策本部（Procurement Collusion Strike Force）の発足に係る韓国燃料調査や、司法妨害調査においても、デジタルフォレンジック証拠の分析に関与。PCSFは、政府調達に係る反トラスト法違反行為に対して全国レベルで対応しており、60件以上の訴追案件と総額6,500万米ドルにのぼる罰金刑を記録。

DOJでは、企業結合審査等の民事案件にも対応。

DOJに勤務する以前は、米国の国際法律事務所にて幅広い分野における刑事調査において企業を代理した経験を有し、また、反トラスト法刑事罰金の交渉において米国史上最大の罰金削減を獲得し、複雑なリニエンシーの申請に対応した経験も有する。

米国で育ち、英語と日本語を母国語とする。

最近の案件

• バイデン米大統領の一般教書演説で発表された、海運会社に対する「crackdown」のチームリーダー。*
• 従業員引き抜き禁止協定に関して、反トラスト局の初めての刑事訴追を手掛けた。*
• 在韓国米軍基地への燃料供給入札談合容疑で韓国財閥企業を起訴（検事総長特別功労賞（Attorney General’s Award for Distinguished Service）を受賞）。*
• 米国司法省の調査に対して、自動車部品、コンデンサー、航空貨物輸送業者の調査等の日本企業を代理。*
• 日本企業の社内調査。*
• 日本、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、欧州連合、韓国、南アフリカを含む外国の競争当局における企業や個人の弁護を支援。*
• 住友化学株式会社の知的財産部（大阪）に勤務。*

* 弊事務所の参画以前に、米国司法省等で担当した案件